司法書士以外で、登記に関係する専門職に「土地家屋調査士」があります
土地や建物の測量をして、その結果に従い、登記簿の新設や変更をします。
土地家屋調査士が登場する主な事例としては、
①建物を新築する
新築建物の用途、構造や床面積などを調査し、登記簿を新設します。
新設された登記簿に、所有者の名前を付ける登記をすると権利書が発行されるのですが、
この名前を付ける登記を担当するのは司法書士です。
②土地を売る
土地を売るときは、土地の面積を測定し、隣接している土地との境界をきちんと確認してからじゃないと、
後日、土地の購入者や隣接している土地の所有者とトラブルになる可能性があります。
土地家屋調査士は、隣接地の所有者に立会を求めながら、土地の測量をします。
測量が終わった土地の名義を、購入者に変更する登記は、司法書士の仕事です。