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貸金の返還、未払い代金の請求など、

金銭トラブルにおいて、直接相手方と交渉するときには、注意が必要です。

余計な事を言ってしまい、こちらが不利になる事も考えられるからです。

例えば、

「あなたに貸している２０万円を返して下さい。ただ、私も５万円借りがあるので、差し引き１５万円を返してくれれば良いです」

などと言ってしまうケースです。

貸している２０万円については、相手方が知らないという態度をとるかもしれませんが、

借りている５万円については、自分で借りていることを認めてしまうことになるからです。

貸している２０万円について証拠不十分で負けてしまい、

借りている５万円だけが成立してしまうこともあり得ます。

金銭トラブルに限らず、交渉事には思わぬ落とし穴が潜んでいます。

相手との交渉に入る前に、

まずは、弁護士や司法書士などにご相談されることをお勧め致します。

日頃から気軽に相談できる弁護士や司法書士との顧問契約や、

弁護士費用保険のご利用なども良いのではないでしょうか。